便秘のまめ知識

 

①痩せない、肌荒れ、疲れやすい…それは“便秘”が原因です!

何だか“すっきり”しない。それって便秘のせいかも?

一般的に「便秘」とは2~3日お通じのない状態をいいます。ですが、毎日お通じがあったとしてもトイレに行ったあとでもスッキリしないやお腹が張った感じが残っているのであれば、それも実は便秘の症状。逆に、2~3日お通じがなくても体が快調であれば便秘ではありません。
日頃から何となくお腹が“すっきりしないな~”と感じているのであれば、便秘体質なのかも。便秘の症状はまさに十人十色なんです。あなたはどうですか?人の体は食べ物を取り入れて排出するまで通り道である消化器官に問題があると、正常な排出ができなくなってしまいます。便秘気味の人は有害物質などの老廃物を排出できず体内に毒素を溜め込んでしまって、その結果、肌が荒れたり体のむくみが起こってしまうんですね。
また、老廃物が体内から出ていかないことで、本来なら必要な栄養素を吸収することも出来ないなど、どんどん悪循環を引き起こすことになります!

実は、便秘ってこんなに怖い! こんな“体トラブル”が起きるんです。

便秘を放っておくと、ずっとお腹が張った感じが続き、食欲不振・不眠・頭痛・肩こり・肌荒れ・吹き出ものなど、体の内側はもちろん外側にも症状が現れるようになります。
このような“体トラブル”をなくすには、まず腸内環境を整え便秘を解消してしまうのが一番!
でも単純に便秘薬や下剤を服用するだけでは、無理やりお通じを促しているだけで、根本的な解決にはなりません。逆に体質に合わず下痢になったり、薬を服用しすぎてさらに便秘を促進してしまう恐れも…。便秘薬で無理矢理出すあの痛み、出来れば避けたいですよね。もし生活習慣を改めてみても一向に改善が見られない場合は、自己判断に頼らず専門医の診察を受けることをオススメします。
また、ダイエットを始めようとしている人であればなおさら便秘は解消すべき。体の巡りが悪くなると太りやすい体質になってしまううえに、老廃物が体内に蓄積することでさまざまな肌トラブルを引き起こします!腸内をキレイにしてきちんと栄養を吸収できる体質になれば、健康的でヤセやすいカラダを手に入れることができちゃうんです♪

あなたの便秘の原因は?今すぐチェックしてみよう!

ひと言で「便秘」といっても、その原因はさまざま。便秘を解消するには、症状から原因を探って、そこを改善していくことが重要です!
あなたは、どの項目に当てはまりますか?

◆一時的な環境の変化

環境の変化や旅行中など、普段の生活のペースが乱れたときに起こる一過性の便秘。
一時的なものなので、変化に順応していくうちに徐々に改善されていくでしょう。

◆我慢グセ(習慣性便秘)

忙しくてトイレに行くのを我慢しているうちに神経が鈍くなり、便意を感じにくくなり便秘体質になってしまいます。

◆日常の疲れ、ストレス

環境や人間関係など日常のストレスが積み重なることで、自律神経のバランスが崩れ便秘症状が起こります。
痙攣性便秘とも言われています。

◆不規則な生活習慣

食事時間が不規則だったり、睡眠不足、運動不足など生活のリズムが不規則だと体内循環が滞り、
便秘を引き起こす原因になってしまいます。

◆老化、腸の弛緩

直腸の神経が鈍くなり、ぜんどう;蠕動運動が低下して起こる便秘。
腹筋の弱い女性やお年寄り、全身衰弱の人に起こりやすいのが特徴です。

◆食生活の乱れ

水分や食物繊維の摂取が不足すると便通が悪くなり、便秘の原因になります。
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを多く含んだ飲料は水分の排出を促進させてしまうので要注意!

◆無理なダイエット

過剰な食事制限を設けたダイエットをすると腸は動きが鈍くなり、
また食事量が少ないために外に排出すべき毒素が長く腸に溜まってしまい便秘体質になります。

その他に、大腸ポリープ、大腸ガンなど病気が原因で起こる便秘や、便秘薬の過剰摂取が原因ということも考えられます。
人それぞれの生活習慣や体質によって原因が異なるので、自分がどのパターンに当てはまるかを把握して、自分にピッタリの解決策を探しましょうね!

 

②知っていますか?便秘と水分補給の深~い関係。

意外と知らない便秘の原因、「水分不足」。 こまめな水分補給が体質改善のカギ!

便秘は運動不足、不規則な生活や疲労、ストレスなど様々な原因がありますが、
意外に知られていない原因が「水分不足」によるもの。
人間の便の水分含有率は約80%だといわれているのですが、これはあくまで健康な場合。
体内が水分不足を起こせばおのずと便の水分も減り、硬くなって排泄されにくくなってしまいます。水分はスムーズなお通じを促すために、そして便秘体質改善のためにも、実はすごく大事な役割を担っているんですよ。
腸内では食物繊維が水分を吸収して膨張し、腸の通り道をきれいにお掃除してくれたり、
溜まっている便を柔らかくして通りを良くしてくれたりと、便秘体質の改善に水分補給は絶対に欠かせません!
一般的に、「便秘には食物繊維がイイ」ということは皆さん何となくご存知かとおもいますが、
その食物繊維が腸内でさらに活躍するためには、何といっても水分が必要。食事と一緒に水分と食物繊維をしっかり摂り、相乗効果で良い働きをするよう環境を整えてあげましょうね♪

いつ、どれくらい水分を摂ればいいの?

効果的なのは、夜寝る前にコップ1杯&翌朝も起きてすぐコップ1杯の水を飲むこと!
起きてすぐの眠っている体に冷たい水を取り入れることで、腸へ刺激を与えることができます。
通常の人であれば3度の食事や軽い水分補給などから1日に1リットルほどの水分を摂取しています。ですがそれと同時に、汗をかいたり、呼吸をするなど普通に暮らしているだけでも、1日に約2~2.5リットルもの水分を体外に排出しているんです。なかなか実感はないですよね。となれば、やはり不足している分、意識的に補給する必要がありますよね。
成人であれば、体重1kgあたり40~50mリットルが1日に必要な水分摂取量。(※体重50hgなら、食物中の水分も含めて2~2.5リットルの水分を摂る必要があります)

これだけの水分を摂取するのは何だか大変そうですが、日頃から意識してこまめに水分を摂取するようにすることが便秘改善の近道です!
とはいえ、水分を一度に大量にとったからといってすぐに便通に大きな改善が見られるとは限りません。逆にむくみの原因になる可能性もあるので、何度かに分けて飲むようにするといいですよ。
また前述したように、食物繊維を多く含む食品を摂取するときには、意識的に水分を多めに摂ると◎!お水以外でも、カフェインが少ないほうじ茶や番茶、腸の緊張を緩和する効果のあるハーブティーなどのお茶は腸を潤す水分補給にとても適しています。カフェインが多く含まれ血管を収縮させる作用があるコーヒーや、利尿作用が働くアルコール類は、残念ながら水分補給にはなりません。日中はなるべく、自分の好きなお茶を水筒やタンブラーに入れて持ち歩くことをオススメします♪

「軟水」「硬水」の違いって?

水には軟水と硬水の2種類があります。重い便秘に悩んでいる人には、日本人に馴染み深く飲みやすい軟水よりも、ミネラルが豊富に含まれている硬水がオススメ!硬水はクセが強いのでやや飲みにくいかもしれませんが、腸の刺激にはとても効果が高く、便秘改善に効くと考えられています。
また、硬水はスポーツ後のカルシウム補給やダイエットにも向いています。
ただ、胃腸に負担をかけやすいので、胃腸が弱い人や抵抗力の弱い人が大量に飲むとお腹を壊す恐れが…。硬水が体質に合わない場合は無理をしないほうがいいでしょう。

「硬水と軟水ってどう見分けるの?」というあなたは、下の数値を参考にしてみて下さい。
水の硬度を表すppm(=水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量から換算されます)の数値が高いものが硬水、低いものが軟水と呼ばれています。その分類はコチラ!

  • きわめて軟水・・・0~40ppm
  • 軟水・・・40~80ppm
  • やや軟水・・・80~120ppm
  • やや硬水・・・120~180ppm
  • 硬水・・・180~300ppm
  • きわめて硬水・・・300ppm以上

今後ミネラルウォーターを購入する際は、この硬度を意識して選ぶようにするといいですよ♪

 

③きちんと食べてスッキリ出す!老廃物を溜めないカラダへ。

そもそも「老廃物」って何?

そもそも老廃物とは、血液の流れによって回収され体内へ排泄されるべき“体に不要”な尿酸・尿素・乳酸のことを言います。血管を流れる血液が栄養や酸素を運び、リンパ管が体内で不要になった老廃物などを回収して運ぶ役目を担っています。人間の体は、生活するために必要なエネルギーや物質を日々生成しているのですが、それと同時に不要な物質やエネルギーの“カス”も生成します。それは本来ならば、汗、尿、便として体外へ排出されるべきもの。
ですが…ストレスが蓄積したり食生活が乱れて血圧や血糖値が上がったり、新陳代謝が低下することで体に必要な栄養素などが届きにくくなり、老廃物などの不要なものが排出できなくなってしまいます。
何より、私たちの身体で一番老廃物&毒素が溜まりやすい場所が実は「腸」!
そして、体の中にたまった老廃物をもっとも排出できるのが「排便」です。体には、毒素を排出するさまざまな機能があるのですが、その約70%が便からの排出なんです。便を排出する大切な腸の機能がうまく働かなくなり、長い間便が腸内にとどまってしまうことを「滞留便」と言いますが、これがよく言われる「宿便」です。また腸は菌が繁殖しやすい部分なので、宿便が溜まっていると悪玉菌がすぐに繁殖し、ますます老廃物が増えていってしまいます。怖い!!

老廃物が体内に溜まると、どうなるの?

うまく排出できないまま、老廃物が体内に溜まった状態が続くとしつこい肌荒れやむくみの原因になります。腸の消化吸収力が低下して、必要な栄養が取り入れられなくなるばかりか、新陳代謝が悪くなるので基礎代謝もグッと低下!ダイエットしても痩せない体になってしまいます。排便が滞ってうまく外へ出すことができなくなる、つまり便秘になると、こういったいろんな体トラブルが起きるというわけです。
また、老廃物の蓄積がダイエットの妨げになる理由のひとつとして、体内の老廃物が肥大化して脂肪細胞と絡み合うことで、皮下脂肪の固まり(=セルライト)が生まれてしまうからなんです。一度出来てしまうとなかなか取れないセルライトは、表面で見えなくても肌の内部で進行していることも多いため、「肌がデコボコになっていないから大丈夫」と安心しているあなたも、実は危ないかもしれませんよ!? キレイなボディラインを目指すのであれば、見た目だけでなく体内の美化がまず重要なんです。

老廃物を外に出すためにはこんな方法があります!
体内からの改善
◆正しい食生活と水分補給

毎日の食生活で取り入れる食べ物(たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、水...etc.)で、私たちの体は作られています。規則正しい食生活で体のリズムを正常にすることから始めましょう。玄米や食物繊維豊富な食品を多く摂るようにするとベターです。また前述したように、水を飲むと血液の循環が良くなり、新陳代謝が活発になって体内の老廃物の排出もスムーズになります。尿から有害物質を排出するためには、尿の濃度を薄く保つことが必要で、水分が不足して尿の濃度が高まってしまうと、有害物質が溶けずに体内残ってしまうんです。

◆不規則な生活習慣

老廃物や毒素の元になる宿便を排出する有効な方法として、近年認知されてきた「腸内洗浄」。腸内を洗浄することで排泄物を取り除き、腸内細菌のバランスを整えてくれます。刺激を与えることで細胞も活性化するので、体全体の健康と老化防止にも効果があると言われていますね。
腸内洗浄は、基本的に肛門からお湯などを入れて腸を洗浄するのですが、腸全体を洗浄するわけではありません。腸の肛門に近い一部を洗浄するだけなのですが、それだけでも効果は十分得られます。重い便秘に悩んでいる人は一度体験してみるのもいいでしょう。

体外からの改善
◆リンパマッサージ

不規則な食事や運動不足などで排出機能が低下すると、リンパの流れも悪くなります。
(リンパとは、白い血液とも呼ばれる体液のこと。血液のポンプ役は心臓ですがリンパにはポンプ役がありません)
リンパ液の流れを促進させるには、軽い運動がオススメですが、時間的に余裕もなくなかなか運動できない…という人も多いはず。そこでリンパが集まっている部分を重点的にマッサージするリンパマッサージが注目されています。実施しているエステも多いですよ。

◆岩盤浴

普通のサウナとは違って蒸気を使わず、低温でじっくり蒸す岩盤浴。サウナが苦手な人でも岩盤浴は好き、という人も最近は多いですよね。岩盤浴は温熱効果で体を均一に温めてくれるのが特徴です。熱が体の芯まで届くので、体の中でもっとも代謝が高い肝臓をもしっかり温めてくれます。また、体が均一に温まると、自律神経やホルモン系が活動しやすくなり新陳代謝が活発になります。

◆半身浴

時間に余裕がなかったり、「面倒だから」と言って、いつもシャワーで済ませていませんか?
特に夏は湯船に長く浸かるのが億劫だったりしますよね。ですが、老廃物を排出するにはこの「お風呂に浸かる」ことが意外と重要なんです。
シャワーは肌の表面を洗っているだけで、毛穴の中までキレイにすることは出来ません。実は老廃物を排出するのは、尿や便だけではないんです!毛穴をはじめ、体中の穴という穴から排出しているんですね。そこで有効なのが半身浴。体が温まってくると毛穴が開き、老廃物が毛穴から汗と共に吹き出してきます。ちょっと面倒かもしれませんが、少しだけ意識してなるべく湯船に浸かるよう意識してみましょう。美は1日にしてならず!地道にがんばりましょう♪

 

④「自律神経」の正常な働きが、排便には不可欠!!

「自律神経」って一体何なの?
交感神経

交感神経は日中の活発な動作の源になる神経です。
活動している時、興奮しているときや緊張している時によく働きます。
目が覚めてしばらく時間が経つと、この交感神経が活発になりだし、体がシャキッとしてくるんですね。目の瞳孔も開いて、周りの視覚情報が脳にすぐ伝達されたり、目がよ~く見えるように涙の分泌も減ります。より多くの空気を吸えるようになるため、気管支を取り巻く筋肉が緩み、また活発な活動をするために全身に血液を送るため、心臓がドキドキとより一層働くようにもなります。
このように、交感神経は体を興奮状態にし、私たちが活発に動けるように体を整えてくれるわけです。

副交感神経

上の交感神経とは逆に、副交感神経はそれと正反対の働きをします。
眠っている最中や、リラックスしている時によく働きます。夜寝るときは瞳が狭まり、寝ている間に目が乾いてしまわないよう涙の分泌が増加します。寝ている間は特にたくさんの空気を取り込む必要がないので、気管支内径が狭まります。心臓の働きもゆっくりになり、脈拍数が日中よりも減ります。この休息時間に胃腸は活発になり、食べ物を効率よく消化&吸収します。横になるとお腹が空いているわけでもないのに音が鳴ったりしたことはありませんか?それは胃腸が活発に動いているからなんです。このように、食事やそれに伴う消化、排泄、睡眠など、体のメンテナンスに必要な作業を行なってくれるんですね。

状態やストレスが続くと腸の働きが鈍くなる!?

上のように、私たちの体には「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経が張りめぐらされています。交感神経と副交感神経はいつも互いにバランスをとりながら、体のリズムを整えているんですね。
この2つの神経がバランスよく働いているときは、腸も活発&キレイでいられます。
ですが、例えば睡眠不足やストレスで緊張状態が続くと、交感神経の働きばかりが活発になって、体を修復する副交感神経が十分に働かなくなってきます。その結果、どうなると思いますか?
腸の働きが抑えられ、排便がスムーズにいかなくなってしまうんですね。
胃腸の働きと自律神経は、とても深い関係にあります。食生活だけでなく、心や体に緊張状態をまねく精神的なストレスも、自律神経の働きを乱すことで腸に影響を与えています。普段、不規則な生活を送っていたり、ストレスを感じる日々を過ごしている人は要注意!また、疲れやストレスは目には見えないので、「大したことない」と軽く考えがちですが、実はそれが体調を悪化させる原因になっているんです。
また、副交感神経が鈍くなると、ホルモンがうまく分泌されなくなってきます。女性は特に、ホルモンのバランスが崩れがちになると自律神経の働きが乱れ、便秘になりやすいので注意しましょう!

副交感神経を働かせれば、カラダはどんどん元気になる♪

交感神経&副交感神経、この2つの働きを正常に保つためには、バランスを崩している原因を取り除くよう生活や環境を改めることが必要です!症状がさまざまなので、原因がハッキリしない場合も多いですが、「最近疲れやすい…」「体がだるい」「お通じがない」など、体調が良くないと感じているなら生活習慣を見直してみましょう。

◆バランスの取れた食事をしよう!

…自律神経を整え免疫力を高めます。食事のバランスが悪いと自律神経が乱れる原因となります。交感神経、副交感神経のバランスを正常に保つため、食生活にも気を配りましょう。

◆ビタミンCを摂取しよう!

…ホルモンの分泌を促し抵抗力をつけてくれるビタミンCをたっぷり摂りましょう。ビタミンCはほうれん草、ブロッコリーなど青い野菜に多く含まれているので、意識して摂取するようにしましょう。

◆ストレスを発散しよう!

仕事や人間関係の悩みなど、精神的ストレスを溜めないようにしましょう。悩みを相談をしたり、運動をして発散させるのもオススメです。また、ストレスによるイライラを緩和してくれるカルシウムを摂るのもいいですね。カルシウムは乳製品や大豆製品、海藻類などに多く含まれています。

◆お風呂にゆっくり浸かろう!

ゆっくりとぬるめのお湯での入浴は、血液循環を良くして副交感神経を活発に働かせリラックスした状態にする効果があります。、なるべくゆっくりとお風呂に入る時間を作りましょう。

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